大任町について(福岡のコーティングはビューティークラフト)
福岡県の南西部、筑後地方に属する大川市は、日本一の家具の産地として知られています。昭和29年、大川町を中心に、6か町村が合併して誕生しました。筑後平野の中央に位置し、西部は筑後川が流れ、有明海へと注いでいます。昇開式可動橋としては最古の筑後川昇開橋は、国指定重要文化財となっています。鉄道路線の乗り入れはありませんが、道路や路線バスは整備されています。
主な産業は農業や水産業、家具や建具などの木工製造業です。延べ300kmのクリークが市内を縦横に走り、肥沃な土地を利用して、古くから米や麦が栽培されてきました。いちごやいちじくなど果物の栽培も盛んで、筑後川河口付近では海苔の養殖も行われています。
家具や建具の木工製造業は大川市の基幹産業となっており、大川家具工業団には企業の工場や倉庫が密集しています。大川家具は全国的に有名で、約20万⼈もの人々が⼤川市を訪れる家具販売イベント、⼤川⽊⼯まつりも開催されています。
大川市の観光スポットとしては、江戸時代の風情を色濃く残す小保・榎津藩境の町並みがあります。大規模でありながら細部の意匠に優れる旧吉原家住宅は、建築年代も確実であることから、国指定重要文化財に指定されています。